タバコ1箱の利益はいくら?

年々、禁煙や分煙の加速により筆者に限らず愛煙家にとっては住みづらい世の中になってきました。さらには増税による値上がりは大きなダメージです。

そもそもたばこって儲かるのか?

そんな疑問が湧いてきたので、調べてまとめてみました。

 

値上がりし続けるたばこの価格

ひと昔って一箱300円くらいじゃなかったけ?

そんなイメージのたばこですが、気がつけば一箱500円の代物になってしまいました。国産のたばこに限って言えば

わかば(450円)〜セブンスター(510円)

2019年10月からの値上がりにより、安さが最大の魅力だった「わかば」も今では450円もする高級品になってしまいました(以前は360円)

売り上げの一位はセブンスター
  1. セブンスター(510円)
  2. メビウス・ワン(490円)
  3. メビウススーパーライト(490円)

情報ソースによって若干異なりますが、セブンスターが不動の1位であることは間違いないようです。

たばこの内訳

たばこの半分以上が税金

増税増税とよく聞きますが実際、

63.1%が税金のようです。内訳は、

セブンスター1箱で見てみると、約321円が税金です。

喫煙者は有害な煙を吸って納税しているといったところでしょうか、、、

原価は約70円

次にJTの取り分が、

26.9%と言われてます。これが約137円。経費等を引くと、

たばこ1箱の原価は約70円くらいではないでしょうか。

たばこ自体はものすごく安い物なんですね。

1箱の利益は51円

100%−63.1%−26.9%=

10%が店の利益

つまりセブンスター1箱売れると、コンビニは51円儲かるのです。

意外に少ない数字ですが、1日の購入者が300人とすれば約15000円にもなります。

これが多いか少ないかは、よく分からないところですが少なくともコンビニの売り上げの手助けはしてくれているようです。

たばこを買いに客が来る

たばこの購入先は主にコンビニが多いのではないでしょうか?素人見解になりますが、たばこ自体は利益率が少なくても来客数を確実に増やしてくれます。

そしてたばこを買いに来た客はついでに何か買っていきます。たばこを求めに行ったのについつい缶コーヒーに手を伸ばし、レジに並んでいるとホットコーナーに目が行き、店員さんにたばこと揚げ物を注文していたなんて経験よくあると思います。

コンビニは浪費癖のついた日本人の心理をうまく利用し、たばこはその役割を大きく果たしている。

まとめ

たばこ1箱の利益は約50円。そしてたばこ自体はとても安い。

そしてたばこを辞めれば、健康面でも金銭面でもメリットしかない。

 

わかっているのに未だにたばこを吸い続けている筆者は大馬鹿ものですね。