読むべき一冊【革命のファンファーレ 西野亮廣】
私の中で最近、イメージがガラリと変わった人物がいます。それが西野亮廣さん。名前はよく見かけていたのですが、「キングコングの西野」としか認識していませんでした。
が、YouTubeチャンネル西野亮廣エンタメ研究所ラジオ【公式】を何気なくクリックしたところ「あれ、この人いいかも」と思わせてくれました。その中で、自身が紹介されていたのが
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」
「お金」はまだしも「広告」となると、会社勤めの人なんかには関係のない内容のように思えてきますが、現代を生きる人には是非読んでもらいたい内容です。なぜなら
「これからは好きなことを仕事化するしか道が残されていない」時代だ。
前置きが長くなりましたが、本書の内容を軽く紹介させていただきます。
どんなことが書かれている?
お金とは信用を数値化したもの
非常に分かりやすいお金の定義です。お金のない自分にはグサリと刺さりました。西野さんの言葉を引用させてもらうと、
お金を稼ぐな、信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術師だ
この言葉だけでもこれからの自分のすべき行動が見えてくるのではないでしょうか?
さらにお金に関するワードを幾つか紹介です。
- 認知と人気の違い
- 嘘をつかないを徹底した
- 肩書きは一つに絞れという風潮が危険
- 信用通帳
学校では習わない、お金の実態がとてもわかりやすいです。
フリーミアム戦略
この本は西野さんご自身の絵本作品「えんとつ町のプペル」の制作や戦略を解説してくれています。そこで重要になってくるのがこの「フリーミアム戦略」
フリーミアム戦略とは、基本的なサービスは無料提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金んする仕組みのビジネスモデル
- 試食×インターネット
- 実力の可視化
- マネタイズのタイミング
- ネタバレからの確認作業
えんとつ町のプペルは当時ネットで無料公開をして大批判を喰らったみたいです。その背景もわかりやすく解説されてます。
ちなみにこの「革命のファンファーレ」は前半ページが無料公開されています。
この本を読んでみて
この本は西野さんの経験をもとにした事実が書かれていて、圧倒的な説得力があります。なぜ芸人の書いたビジネス書が売れているのか。なぜ日本最大級のオンラインサロンが運営できているのか。
必要なのは「信用」ではないかと。そして信用を勝ち取るには「嘘をつかない」こと。
私にとっては過去を見直すといった点でもとても有意義な一冊でした。
ものすごいスピードで変化する時代、生きづらいと感じている人にはオススメの一冊です。何より西野さんの個性が随所に表れていて面白いです。
えっ、この本2017年のものみたいです。今すぐ読まれることをオススメします。
最後までお読み頂きありがとうございます。